魔鉄の獅子の評価
2/2/2 ファンファーレ アナライズアーティファクト2枚をデッキに加える。
評価...B→A
デッキに1/2/1ラストワード1ドローのアナライズアーティファクトを2枚混ぜることができます。コストパフォーマンスの良いフォロワーを2体デッキに混ぜることで一見デッキが強化されているように見えます。
しかし、アナライズアーティファクトのドローはラストワードであり、余分なカードが入ったことでデッキの回転率は寧ろ悪化しているといえます。1コスト余りのような状況で出せるのなら悪くないですが、通常のドローを阻害してしまうことで適切なカードにアクセスできないこともあるでしょう。残念ながら基本的に魔鉄の獅子のファンファーレはデッキ汚染であるといえます。1コストのフォロワーは1ターン目に出せる可能性があるからデッキに入れているのであって、2ターン目にデッキに混ぜているのでは遅いです。
ですが、これは通常のドローでしかデッキを掘らない場合の話なので、アーティファクトをサーチできる場合や、デウスエクスマキナで0コストにできる場合は少し話が変わってきます。アーティファクトサーチの基準となる黒鉄の兵士が6/5/6一枚サーチとしょっぱい性能ですが、今後実用的なアーティファクトサーチカードが追加されるのであればアナライズアーティファクトの優秀なスタッツと1ドローが活きることになります。
アーティファクト埋め込みとそのデッキからの釣り出しはおそらく基本的なネメシスクラスのギミックになることが予想されるので、そういった補助カードが今後追加されることをにらんで、評価はBとしておきます。もしこの推察が外れており、特に補助となるようなカードが存在しなかった場合は、ただのデメリットテキストの2/2/2ということになるので評価はCが妥当だと思います。
12/28追記:新カードにより予想以上にアナライズアーティファクトを加える効果が強いことが判明したのでA評価に上方修正します。