ディアボロス・プセマの評価
9/6/7 このフォロワーへの「スペルの能力によるダメージ」は0になる。
【ファンファーレ】デモンストライク1枚とデモンストーム1枚を手札に加える。【復讐】状態なら、自分のPPを6回復。
評価...B
マンモス相当のサイズでダメージスペル耐性を持っています。ファンファーレでデモンストライクとデモンストームを一枚ずつ手札に加えることができ、更に復讐状態ならPPが6戻ってきます。
手札に6点分の直接火力を引き入れることができるので、残り体力の少ない相手を削り切る能力は非常に高いです。復讐状態であれば即座に1枚使用することが可能で、盤面をデモンストームで一掃しながら自身はダメージスペル耐性により無傷で生き残ることもできます。盤面に出すのに必ず9コスト必要なので9ターン以降でないと出せない点、9ターン目に三体のディアボロス・プセマを出すような芸当もできない点は注意すべきです。
9コストとかなり重いフォロワーにもかかわらず、出したターンにゲームを決定づけるような能力を持っているわけでもバハムートのような強烈なリセット効果を持っているわけでもないです。スペルダメージ耐性も確定除去やバハムートには無力ですし、デモンストームの全体3点ダメージも不利状況を覆すにはいささか頼りない効果です。復讐状態で体力が危ない状況でデモンストームを撃つのはかなり危険な行動なので黒死の仮面やブラッドムーンなどの補助がないとやりにくいのも弱いです。
しかし、ライフを詰めることができている時は翌ターンの勝ちをほぼ確定させることができるフィニッシャーであり、またコントロール対面でも堅実にカードアドバンテージを稼ぎつつ確定除去やバハムートでの処理を強要することができます。復讐状態では実質3/6/7なので余ったコストで更に展開したり除去したりでき、全体的に汎用性の高い安定した動きができます。10PPでエメラダと同時に出せるのも面白いです。
バーストダメージを重視した攻撃的な昆布と相性の良いカードで、際立ったパワーは無いものの安定して仕事のできるカードだと思います。ただ9コストという重さがネックとなりやすく、昏きやバハムートなどの優秀な競合もいるのでデッキコンセプトの合うデッキに確実に投入されるようなカードでは無いと考えます。評価はBとします。
なお、アンリミテッド環境ではプセマから黙示録に繋げる強力なコンボが可能となりますが、セクシーヴァンパイアなどの優秀なカードも使えるので、そちらを基準としてもやはり評価はBで差支えないと思います。
