ミチタのシャドバ備忘録

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狂えるドレイクの評価

 

9/7/7 【ファンファーレ】他のフォロワーすべてに「自分の他の手札のドラゴン・カードの枚数」と同じダメージ。

 

評価…B

 

 手札が上限の9枚で全てドラゴンカードであれば黙示録内蔵フォロワーになります。バハムートの調整版という気配がするカードです。

単体のカードパワーを考えるなら充分強いカードだと思います。充分に手札を貯めこんでおけば大体の盤面を一掃できる点はバハムート同様の強みです。7/7というスタッツはバハムートと比べると見劣りしますが単純な火力除去では倒されにくいスタッツなのでプレッシャーになります。

 

 しかしスタン落ちを3か月後に控えたバハムートの壁はあまりにも厚いです。アミュレットを含めた全体確定除去と10/13/13というスタッツ、申し訳程度のデメリットと、さすがは進撃のバハムートの顔だといえる強カードです。このカードのナーフあるいはスタン落ちまでは狂えるドレイクはほぼ劣化互換の2番手という役割に甘んじることになりそうです。(だからこそ月末調整でバハムートにナーフが入る可能性は0ではなさそうですが…)

また、ランプドラゴンはニュートラルカードを比較的多く採用するデッキなので、ある程度考慮したデッキ構築をしないと充分な除去火力が出せなくなる懸念もあります。高コストのカードだけでなく純心の歌い手などの強力なカードが入れにくくなる点は問題だと言えます。手札を潤沢に保つことが必要で、手札が尽きたあとはファンファーレが不発になってしまう点も辛いです。またこれにより魔海の女王と同時に出すと全体除去ができない点も注意すべきでしょう。

 

 かなりマイルドに調整された全体除去内蔵フォロワーという印象です。効果が弱いわけではないのでバハムートがいなくなれば多くのデッキに採用されそうですが、現状のカードプールでは消極的に採用される2番手というのが関の山だと言えます。評価はBです。