死の淵に立つ者の評価

8/1/5(進化後8/4/6)　自分のターン終了時、【ネクロマンス】4; +3/+0する。
【攻撃時】このフォロワーの攻撃力が10以上なら、このフォロワーを破壊する。
【ラストワード】相手のリーダーに「このフォロワーの攻撃力の値」と同じダメージ。

評価…C

　8/1/5と凄まじい低スタッツですが、ターン終了時に攻撃力が上がる効果と、ラストワードでこのフォロワーの攻撃力と同じダメージを与える効果を持っています。放っておいたらグングン育つテキストですが、攻撃力が10以上になると自壊してしまいます。地味に進化時のスタッツが攻撃寄りになっていてラストワードと噛み合っています。

　進化を切ることができれば攻撃力はターン終了時に7となり、消滅変身等をされなければ7点バーンが確定します。除去されなければ更に攻撃力が上がりますし、リーダーを叩いてから自壊系カードを使うことで14点のダメージが出ます。押せ押せの状況ではかなり強力なフィニッシャーだと言えそうです。

しかし8コストのカードとしてはさすがに盤面を無視しすぎています。進化を使えない場面では8/4/5で、バーンダメージも4点のみとやや不満です。相手リーダーの体力が充分にあると無視されて逆にライフを詰められる展開も考えられます。前のめりなデッキに採用するには8コストは少々重く、長期戦を戦うデッキには盤面干渉力が低すぎます。

ファンファーレ能力がない高コストフォロワーなのでリアニメイトシステムとは相性が良いですが、素出ししにくい性能なので安定してライフを削り切れるデッキにするには工夫が必要になりそうです。

　進化時のバーンダメージは魅力ですが8コストのフォロワーとしてはパワーが足りないように感じます。評価はCです。