ミチタのシャドバ備忘録

使ってるデッキ、新弾評価など

ホワイトヴァナラの評価

 

6/5/5(進化後6/5/5) 【守護】
自分のターン中、このフォロワーの攻撃力か、体力が能力で+されたとき、このフォロワーは進化する。

進化後 【疾走】【守護】

 

ローテーション評価…A

アンリミテッド評価…B

 

 6/5/5守護と充分仕事のできるスタッツですが、進化時のスタッツ上昇がありません。その代わりに進化後に疾走効果が付いており、バフ効果を付けることで自動進化する誘発効果が付いています。

 

 ローテーションのカードプールで6ターン目に即座に自動進化効果を起動するのは難しいですが、進化権を使うことで素直に疾走フォロワーとして使うことができます。その用途だとこのフォロワーは実質的には6コスト3/3疾走フォロワー相当ですが、守護がついているので逆リーサルをケアできる点は優秀です。

しかし、このカードの真骨頂は7ターン目以降の自動進化でしょう。効果を起動できるカードで有力なのはユグドラシルの森羅の怒り、ネルシャの天使のドレス、憤怒のエルダーウィードマンあたりですが、それらと組み合わせると進化権無しで6点以上の打点を出すことができます。一枚目を6ターン目に進化権を使って疾走させて、7,8ターン目に自動進化でトドメをさすような動きが理想的です。

 

 ローテーションで貴重な疾走フォロワーであり、素で充分なスタッツに守護を持っているので単純に強いフォロワーですが、現在の妖精の調べを中核カードとするアグロエルフは序盤にフェアリートークンを横に並べる動きが重要で、デッキはかなり軽く組む必要があります。妖精の使役者のようなホワイトヴァナラより低コストで使える競合もあり、確定採用されるカードではないように思えます。また、それ以外の中速以降のデッキでは、既存の強力なフォロワーであるクリスタリア・エリンやジャングルの守護者、同時に追加されたユグドラシルといった層の厚いエルフの中コストフォロワーが存在しているため、カードパワーと裏腹に枠を捻出するのに苦労するのではないかと予想しています。

 

 これらを踏まえて、ローテーション評価はAとしました。アンリミテッドでは中型守護である点はより大きな利点となり得ますが、主要構築のOTK、ニュートラルに入るカードではないのでB評価とします。