ミチタのシャドバ備忘録

使ってるデッキ、新弾評価など

無貌の魔女の評価

 

9/4/4 【守護】
自分のターン開始時、進化する。
【ファンファーレ】自分の手札のカード1枚を選択して、選択したカードと同名のカードを、手札が上限枚数になるまで加える(上限は9枚)。

進化後 【攻撃時】スペルブースト10する。(守護は消滅)

 

ローテーション評価…B

アンリミテッド評価…C

 

 

 9/4/4守護と低めのステータスですが、能力は強力です。まずファンファーレで手札にあるカード1枚を選び、そのカードで手札を満たします。更に自分のターン開始時に自動進化して、守護が消える代わりに攻撃するたびスペルブーストが10進む効果が追加されます。手札に加わるカードは選択したカードと「同名の」カードなので、スペルブーストなどの手札への付与効果は引き継がれない点は注意しましょう。

 

 レジェンドらしい非常に派手な効果です。一気に莫大な量のリソースを補充することができ、それがスペルブースト付きのカードであれば進化によって更に強力になります。単純に強力なカードをコピーするもよし、スペルブーストでコストの下がるカードとコンボするもよしで使い方はいろいろ考えられそうです。

しかし、このカード自体のコストが9と非常に高く、スタッツも低いため、そもそもこのカードを出せる状況までコントロールすることが難しいです。出したターンには進化権が無いとほぼ盤面干渉はできないため出し場所が限られてしまいます。

また、スペルブーストと相性のよさそうなテキストをしていますが、実際には進化権を残すか1ターンこのフォロワーが生存しないとブーストできないため、そこまでシナジーが強いわけではありません。滅亡の予言で63点バーストしようとか考えてしまうと条件の厳しさに泣く羽目になるでしょう。

 

 このカードはむしろNウィッチなどのスペルブーストと関係ないコントロールデッキでゼウスなどのパワーカードを増やすのが最も無難な使い道ではないかと考えています。この効果でジンジャーの弾を補充することもできるため1ターン隙を作ってもゼウス連打で無理やり盤面を取り返すことはできそうです。やはり出せるタイミングが限られる点はネックになるものの、大量のリソースを得ることができるためフィニッシャーの一つとして採用選択肢に入ることになるでしょう。そのため、ローテーション評価はBとします。

アンリミテッドでは次元の超越が使えるため、手札に大量の次元の超越を加えて進化殴りすれば正真正銘の「ずっと俺のターン」が完成します。しかし、魅力的なロマンコンボではあるもののさすがに真面目な構築には採用されないと考えています。評価はCです。