ミチタのシャドバ備忘録

使ってるデッキ、新弾評価など

永劫を求む者・ケリドウェンの評価

 

6/4/5 

・久遠の秘薬
・刹那の劇薬
【ファンファーレ】【チョイス】したカード1枚を手札に加える。
【攻撃時】PPを1回復する。

 

※久遠の秘薬

5コストスペル 【リアニメイト】10

 

※刹那の劇薬

1コストスペル 相手のフォロワー1体に2ダメージ。
葬送したなら、2ダメージではなく5ダメージ。

 

ローテーション評価…S

アンリミテッド評価…B

 

 

 6/4/5のスタッツで、ファンファーレでチョイスによってスペルを入手できるカードです。刹那の劇薬は1コストスペルなので、ケリドウェン本体についている攻撃時PP回復によって6ターン目に同時に撃つことができます。

 

 基本的には久遠の秘薬を入手するためのカードですが、盤面が大きく負けている緊急時には刹那の劇薬で進化2面処理することが可能です。ただ、劇薬には葬送テキストが付いておりドローによるフォローも無いため手札枚数は減ってしまう点は注意すべきです。うっかりするとジリ貧になる恐れもあります。

久遠の秘薬は、生と死の逆転のような5コストリアニメイトスペルですが、現在ターン数による制約がなくいきなり10コストフォロワーまで呼び出すことができます。ローテーション環境では最速の7ターン目にゼウスを召喚することが可能です。

 

 本体スタッツは高くなく、劇薬を使わなければ盤面干渉力も低いですが、久遠の秘薬が決まればそのテンポロスもおつりが来ます。6ターン目を如何に有利な状況で迎えるかは大事ですが、決まった時のメリットは充分であり、うまくコントロールできなかった場合もチョイスが優秀です。

環境的に序中盤でいきなり大量展開できるようなデッキが環境から姿を消し、ランダム確定除去も多くがスタン落ちしたため7ターン目でのゼウス降臨は決まればかなり強力です。低コストの葬送カードが一枚増えたのも追い風となるでしょう。

 

 リアニメイトネクロはカムラのスタン落ちによって6~7ターン目の動きが弱くなっていましたがこのカードはその隙間を埋めるパワーカードとなりそうです。Tier上位のデッキのキーカードとなりそうなので、ローテーション評価はSです。

アンリミテッドでは5コストのケリドウェンがスペルを経由せずゼウスを5ターン目に呼び出せるためこのカードのインパクトは薄いです。また、リアニメイトデッキも骸とのハイブリット構築が多く、それらのデッキではこのカードはやや重いです。それでも構築の選択肢の一つにはなると考え。評価はBとします。