オケアノスの評価 - ミチタのシャドバ備忘録

4/3/4　

・慈愛の雫
・慈悲無き激流
【ファンファーレ】【チョイス】したカード1枚を手札に加える。

※慈愛の雫

1コストスペル　自分のリーダーか自分のフォロワー1体を2回復。

※慈悲無き激流

3コストスペル　体力4以下の相手フォロワー1体を破壊する。

ローテーション評価…A

アンリミテッド評価…B

　4/3/4のスタッツにファンファーレでチョイストークンを手に入れられる効果が付いています。

　アリスのナーフによってニュートラル軸のデッキにおける4コスト帯の枠は均衡の大梟が主流になっていますが、このカードは標準スタッツに手札補充効果が付いているため、大梟よりも低速デッキ向きの性能をしています。現在の環境で有力なデッキであるニュートラルジンジャーウィッチは軽量スペルを採用しにくい関係上小回りが利かない側面がありますが、このカードはその点をある程度解消してくれるカードになりそうです。現在採用されているベルエンジェルと4コスト枠を争うことになりますが、このカードは標準スタッツである点や,5ターン目の尖兵+激流での3面処理を作れる点で差別化ができているといえます。エルフのようなニュートラル軸で低速デッキを組みやすいクラスでも有力な採用枠になりそうです。

また、1コストの回復スペルを入手できる点に着目すると、天狐の社ビショップでの採用も考えられます。4ターン目のオケアノスから5ターン目に天狐の社を設置即起動することができ、盤面を埋めやすいカウントアミュレットに依存しない形で社を出すターンのテンポロスを誤魔化せるのは面白いです。

　現状で有力なNウィッチにおける採用選択肢となるカードで、他のいくつかのデッキでも考慮されることになるカードだと思います。ローテーション評価はAです。

アンリミテッドでは高速環境のため、N軸だとしてもアグレッシブな大梟や4ターン目に2面処理できるティナと比較されることになりそうです。アンリミテッド評価はBとします。