ミチタのシャドバ備忘録

使ってるデッキ、新弾評価など

プロトバハムートの評価

 

9/8/8 

アクセラレート】7;お互いのフォロワーすべてに3ダメージ。
相手のリーダーに1ダメージ。
自分のターン終了時、他のフォロワーすべてに3ダメージ。相手のリーダーに1ダメージ。

 

ローテーション評価…A

アンリミテッド評価…A

 

 

 ついに第9弾カードパックの情報が解禁されました。今回はグラブルでお馴染みのキャラクターがたくさん登場しそうですね。敵も味方も個性的な登場人物が多いゲームなのでどのようなデザインのカードになるのか楽しみにしたいと思います。

 

 さて、新弾最初のレジェンドカードはグラブルで最初に貰える召喚石のプロトバハムートでした。本家バハムートは三か月前にスタン落ちしましたが、このカードも全体除去を内蔵したファッティになっています。ナーフ前バハムートがアミュレットを含む全体確定除去内蔵の10/13/13だったことを考えると、文字通りプロトタイプだという印象です。

 

 通常このような高コストのカードはドラゴンでPP加速から着地させることをひとまず考えたいですが、ドラゴンには同コスト帯に同じ役割でより大きなダメージを狙える狂えるドレイクが存在します。7ppのアクセラレートコストで卵の大爆発互換のAoEとなる点や、毎ターン全体除去が誘発するため小粒フォロワーの再展開を牽制できる点は狂えるドレイクと差別化できるポイントですが、基本的には中型フォロワーまで射程圏内に入れることのできる狂えるドレイクのほうがランプドラゴンでは優先度が高いように思えます。ただラースドレイクやイスラーフィールがスタン落ちするため、4枚目以降のAoEとして採用される可能性は充分考えられそうです。

このカードの大きな特徴として、ファンファーレに依存しない高コストフォロワーだという点があり、その性質はリアニメイトと非常によく噛み合っています。リアニメイトネクロの主力サルベージ要員であったゼウスがスタン落ちしてしまうため、スタンダードでリアニメイトが環境に食い込むにはもう少し追い風が必要だとは思えますが、AoE付きのファッティであるこのカードを使いまわすことで横展開系のデッキは封殺できるでしょう。このような低速デッキであればアクセラレートでの使い捨てAoEも活かしやすいです。

 

 コントロール系のデッキのフィニッシャーとしてランプドラゴンやコントロールエルフ等での採用は充分考えられ、更にリアニメイトネクロの有力なキーパーツとなることが予想されます。アクセラレートでの7コスト3点AoEも含めてコントロールデッキ相手に警戒するべきカードとなるでしょう。ローテーション評価はAです。

アンリミテッド環境ではケリドウェンによる5ターン目着地ルートが存在します。サルベージ先としてはゼウスやカムラ、骸の王との比較となりますが、除去できないと継続AoEでアグロデッキが憤死する点、よろめく不死者を能動的に起動できる点が強く、既存の選択肢と比べても劣ることはないでしょう。アンリミテッド評価もAとします。