姦淫の信者の評価
1/1/1 【攻撃時】自分のリーダーに1ダメージ。
【ラストワード】相手のリーダーに1ダメージ。
ローテーション評価…A
アンリミテッド評価…B
1/1/1の最低スタッツで、エンハンスはありません。攻撃時に1点自傷、ラストワードで1点バーンと、蠢く死霊をより自傷シナジーに寄せたような効果を持っています。
蠢く死霊と違ってダメージ発動がファンファーレではないので、中盤以降の復讐調整やとっさの自傷カウント稼ぎには利用できません。バーンのタイミングもファンファーレではなくラストワードなので即効性や対抗策の有無の面で劣ります。また攻撃力1で攻撃するたびに1点自傷していくため攻撃してもライフ差をつけることはできません。
序盤を過ぎるとかなり欠点の目立つカードですが、1ターン目にプレイできると序盤から自傷シナジーをフル活用できます。例えば1ターン目に姦淫の信者から2ターン目に血に飢えたハムスター、3ターン目にヴァーナレクへとつながるとハムスターが3/3、ヴァーナレクが2/4になるためかなり対処の難しい状況を進化権の発動前に押し付けることが可能です。
また、ヴァーナレクや闇喰らいの自傷カウントは試合を通して蓄積するため序盤に複数回起動できるとかなり戦いやすくなるでしょう。さらにフラウロスの早期召喚も実現しやすくなります。中盤以降もラストワードが発動できれば弱いなりにも最低限1点バーンカードとなれる点も嬉しいです。
ローテーションではアグロデッキが成立しにくいため全力で序盤に寄せてしまうとデッキにならない危険性はありますが、自傷を絡めたドローソースもヴァンパイアは持っており、序盤でのブン周りを作ることのできるこのカードを採用した構築にするインセンティブはかなり大きいのではないかと考えています。ローテーション評価はA、アンリミテッド評価はBです。