ミチタのシャドバ備忘録

使ってるデッキ、新弾評価など

真実の宣告の評価

 

6コストスペル ガーディアンゴーレム1体を出し、+X/+Xする。
相手のリーダーにYダメージ。
自分のリーダーをZ回復。
XとYとZは、合計がこのカードの「スペルブースト された回数」になるようにランダムに決まる。

 

ローテーション評価…A

アンリミテッド評価…

 

 

 6コストとやや重めのスペルです。スペルブーストのかかっていない状況であればガーディアンゴーレムを一体出すだけの効果ですが、スペルブーストがかかった数だけ召喚したゴーレムへのバフ効果、相手リーダーへのバーンダメージ、自リーダーへの回復がランダムで割り振られます。もし20回スペルブーストして全てバーンダメージとなれば一撃で勝つことができますが、自分のライフが20の状況で20点回復してしまうこともあります(極端すぎる例ですが)。

 

 良くも悪くもRNGに大きく依存するカードだといえるでしょう。X,Y,Zの効果の価値は全く等価ではないうえに状況にも大きく依存します。ただ多くの場合で回復はハズレでバーンとバフのどちらかが当たりとなることが多いでしょう。

ゴーレムへのバフは唯一盤面に干渉できるためある程度はXに割り振られてほしいところですが、確定除去を当てられるとどれだけゴーレムが大きくなっても同じことです。相手リーダーへのバーンダメージは直接勝ちにつながるため非常に強力ですが、相手ライフを0にできないかぎり試合は終わらないので回復や大型守護を期待してプレイしたときには無用の長物でしょう。回復効果は守護と併せて絶望的な状況から生き残ることすら可能ですが、別途勝ち切る手段が必要になったり過回復で無駄になったりします。とはいえなにが起こるにせよ充分なスペルブーストが稼げれば莫大なアドバンテージを稼ぐことができる効果です。

できるだけランダム効果に踊らされない状況で使いたいところなので、相手との殴り合いの発生しやすいデッキと相性がいいでしょう。アンリミテッドであればドロシーウィッチに隠し玉として採用するのが面白そうですし、ローテーションでライオと組み合わせて戦うことも考えられます。もちろんスペルブーストをしっかり溜めて超越やギガキマにおけるサブの勝ち筋に採用することもできそうです。

 

 ライフアドバンテージをスペルブーストで直接荒稼ぎできる唯一無二のスペルであり、ビートダウン系のスペルウィッチでの採用はかなり面白くなりそうです。ローテーション評価はA、アンリミテッド評価はBとします。