オートメーションの評価
0コストスペル
・アナライズアーティファクト
・エンシェントアーティファクト
・ミスティックアーティファクト
・レディアントアーティファクト
2枚【チョイス】して、【チョイス】したカードを2枚ずつ、デッキに加える。
ローテーション評価…A
アンリミテッド評価…A
デッキにチョイスしたアーティファクトを埋める0コストスペルです。2種類選んでそれぞれ2枚づつ埋め込まれます。
同じ0コストスペルの生命の量産と比べてオートメーションにはコスト軽減が無いため、盤面、手札への直接的な干渉が何一つ存在しません。このカードができることはただデッキにアーティファクトを埋めるだけで、手札一枚を使って何も起こしていないカードです。
しかし、必要なアーティファクトを状況に応じてチョイスしてデッキに埋めることができることの価値は、アーティファクトネメシスにとってはかなり大きいです。3ターン目に熱狂の機兵士から引くアーティファクトが欲しい状況でも試合終盤に試合を決めにいきたい状況でも、それぞれに応じたアーティファクトをチョイスして埋めることができます。
特に、他の方法ではデッキに埋めるには運が絡むかコストに比して弱い動きをしないといけないかであることの多いレディアントアーティファクトを、このカードは何の条件もなく0コストで埋めることができます。そのため通常鉄鋼の拳闘士やサフィラが入る枠をこのカードで代用するようなデッキも考えられます。
いつでも好きなアーティファクトを埋めることができるという性質により、アーティファクトネメシスが今まで鉄杖や鉄鋼などのアーティファクト埋めフォロワーに少量枠を割いていたところを、より柔軟性の高いオートメーションで埋めることができるようになります。この効用は「手札一枚使って何も起こさない」スペルを採用するに足る理由となるでしょう。
アーティファクトネメシスはデウスエクスマキナさえ引くことができれば多少のハンドロスは霧散しますし、その他にもドローカードは大量に採用できるデッキなので、オートメーションの丸々一枚のハンドロスを許容しやすいことも高評価の要因でしょう。とはいえ単体で何もしないことには変わりないので、採用枚数やプレイするタイミングには細心の注意を払って使わないといけないカードになりそうです。ローテーション評価アンリミテッド評価ともにAとします。