リーシェナネメシスにおける無尽の人形遣いの進化時効果について
ほぼ自分用なのであまり期待しないでください。
① 無尽進化時のデッキ枚数が32枚の場合
(後攻4ターン目もしくは先攻5ターン目、追加ドローなし)
無尽不使用であれば次のドローでリーシェナを引く確率は
3/32=0.09375...
よって約9.38%
対して無尽使用時に次ターンまでの2枚ドローでリーシェナを引く確率は
1-{(59/62)×(58/61)}=0.09518...
よって約9.52%
最速かつドロー無しであれば無尽進化によって微小ではあるがドロー確率が上がる。
② 同じ条件で3ターン後まで考えると
無尽無しの場合
1-{(29/32)×(28/31)×(27/30)}=0.2633...
よって約26.3%
無尽ありの場合
1-{(59/62)×(58/61)×(57/60)×(56/59)×(55/58)×(54/57)}
=0.2670...
よって約26.7%
やはり無尽ありの方が少しだけ確率が高い。
しかし、
③ その途中でメイシアを出して1ドローしたとすると
無尽無しの場合
1-{(29/32)×(28/31)×(27/30)×(26/29)}=0.3395...
よって約34.0%
無尽ありの場合
1-{(59/62)×(58/61)×(57/60)×(56/59)×(55/58)×(54/57)×(53/56)}
=0.3063...
よって約30.6%
無尽ありのわずかな有利は簡単に覆されてしまった。
結論
・無尽のドロー加速の恩恵は本当に小さい。
・それに対して操り人形を埋めることによるドロー汚染の影響はけっこう痛い
今回はデッキ枚数が32枚という、無尽の人形遣いのドロー加速を一番活かしやすい条件で検討しましたが、それでもリーシェナへのアクセス確率の上昇は微々たるものです。
そして無尽のリーダー付与効果の恩恵以上に、デッキに操り人形が混ざることでメイシアなどでリーシェナを引ける確率は大きく下がっていることがわかります。
実戦ではよりデッキ枚数が少ない状況で進化することも多いですし、リーシェナネメシスには破壊の信者などのドローソースが入ることも多いため、今回の想定よりもリーシェナを引ける確率は低いことが多いでしょう。
もちろん今回は操り人形をデッキに加える恩恵を無視してリーシェナを引ける確率に絞った議論をしているため無尽の進化が常にいけないわけではありませんが、リーシェナやメイシアを引くことが重要になるマッチアップでのプレイングの指針になれば幸いです。
おしまい