ミチタのシャドバ備忘録

使ってるデッキ、新弾評価など

終戦のドラグーンの評価

 

6/5/5 【突進】

【攻撃時】自分の手札のランダムなドラゴン・フォロワー2枚のコストを-1して、攻撃力を+1する。

 

ローテーション評価…B

アンリミテッド評価…B

 

 

 6/5/5という充分なサイズと突進を備えており、攻撃毎に手札のランダムなフォロワー2体を強化する効果を持っています。

 

 1コスト軽減により8コスト以上のフォロワーを1ターン早く出せると強力です。攻撃力も上がるため疾走フォロワーと相性が良く、特にゾーイはコスト軽減で10コストになりながらゾーイ進化+リントブルムで20点になる攻撃力8に届くためバフ対象として嬉しいでしょう。通常では11コスト以上かかってしまいできないようなコンボを行える可能性があるため原初ドラゴンやジャバウォックドラゴン、ゾーイとのシナジーによりリントブルムドラゴンなど複数のアーキタイプと相性がいいです.

ただ、このカード自身は手札補充も3コスト以下のフォロワーとのシナジーもスペルシナジーも無く、ランダム手札バフには運の要素が大きく関わってくるため安定性が低くなってしまいそうです。原初ドラゴンのようなPPブーストを絡めながら攻めるドラゴンは手札が少なくなってしまう場合も多く、一度そうなってしまうとppを使いきれなくなって1コストのコスト軽減の価値は減ってしまいますし、逆に手札が多くてもバフ対象がバラける要因になってしまいます。闇雲に1コスト3/2フォロワーを作っても中盤以降で雑にアドバンテージを取ることは難しいでしょう。

 

 終戦のドラグーン→ポセイドン→アジダハーカのようなコスト踏み倒しや空盤面からの複数体ジャバウォックのような、図抜けて強力な動きを決められる可能性のある点は無視できないものの、原初やジャバウォックにおける軽量フォロワー+大型フォロワーやリントブルムにおけるスペルシナジーのような、デッキの中核となるポジションから微妙に外れている点が気になります。そのため、手札バフの運要素も考えると構築が煮詰まった結果デッキから抜けていく枠になってしまうのではないかと予測します。ローテーション評価アンリミテッド評価ともにB評価です。