鋼鉄の反逆者事前評価:ドラゴン編
ドラゴン編です。
レジェンドレア
フルメタルドラグーン・バイロン
ローテーション評価…S
アンリミテッド評価…S
2pick評価…A
最近のドラゴンに多い2コストレジェンドです。後続のフォロワーをバフしていく効果を持っており、進化後は機械フォロワーへのバフ効果が強化されます。さらに進化時にプロダクトマシーンを自前で出すことができ、自身の効果で2/2になります。
目を疑うレベルのカードパワーです。2ターン目に出てきて処理されなければ後続のフォロワーがバフされていきます。2ターン目から処理強要を仕掛けてくる2コストフォロワーとしては吸血鬼・ヴァンピィなどがいましたが、バイロンは放っておくと盤面が強くなる静かなる炎将・マーズに近い効果である点は特筆すべきです。
またドラゴンクラスは2ターン目の最強ムーブである竜の託宣を持っていますが、バイロンを置かれたときに欲しい軽量除去は託宣を撃たれたときに裏目になる点がこのカードの厄介さを底上げしています。
そして何より進化時効果が壊れています。特に何のシナジーもなくても4/4スタッツの横に2/2が無償で出てくる時点でかなりおかしいですが、その横にフォロワーを並べると全てバフがかかります。特に4ターン目後攻にマシンエンジェルと動くことで4/4+2/2+2/2+2/2の4面展開が可能です。中盤以降にも疾走フォロワーと同時に出すことで打点を上げられるため腐りません。ポセイドンと同時に出すと守護が2/3になるのも嫌らしいです。
アグレッシブなドラゴンをローテーションでデッキたらしめるパワーカードであり、来季のドラゴンを使う理由となるでしょう。ローテーション評価はSです。
アンリミテッドではローテーション以上に壊れている可能性があります。アンリミテッドのフェイスドラゴンは既に強力なデッキですが、ローテーションより軽く打点の高いフォロワーにバフが乗るためさらに破壊力が上がるでしょう。アンリミテッド評価もSです。
2pickでは2/2/2の軽量フォロワーですが、進化時効果を絡めて横展開できる状況でプレイできれば処理しきれない盤面を押し付けることも可能であり、バフを活かせる状況を作ることができれば大きな活躍が見込めるでしょう。2pick評価はAです。
ゴールドレア
飛翔の竜人
ローテーション評価…A
アンリミテッド評価…A
2pick評価…D
1/0/1と理論上最低のスタッツですが、相手フォロワーから攻撃されず、スペルのプレイという軽い条件で自動進化します。進化後はドラゴニュートスカラーと同じ攻撃時手札交換効果が追加されます。
進化がカギになるカードが多く追加された今回のパックでは、自動進化にはスタッツ上昇以上の意味があります。特に慈愛の竜戦士とのコンボが強力で、最速3ターン目には自動進化からベビーファイアドレイクが出てきます。オーディンの直接召喚とのシナジーもある点は面白いです。
自動進化が決まれば2/2に一方を取られないゴブリンであり、序盤から相手ライフを狙いに行くには格好のカードです。このカード自体が1コストでありながら体力が2もある攻撃されないフォロワーなためバフを乗せても強力で、恐竜時代のような2/2バフを3ターン目に乗せれば3点除去で倒れなくなります。
1コストフォロワーとしてはいろいろなシナジーを持っており、機械フォロワーなのでバイロンの効果を受けられる点も優秀です。テンポドラゴンの序盤フォロワーとして価値が高いカードであると考え、ローテーション評価はAとします。
アンリミテッドでも空を飛んでるゴブリンは強いです。ただでさえフェイスドラゴンは火力が高いのでこのカードの1点クロックはばかになりません。手札交換で疾走を探しに行く効果も狙えるでしょう。アンリミテッド評価はAです。
2pickではかなりひどいハズレです。さすがに1コストフォロワーは金虹枠で取りたくはないでしょう。D評価です。